

でもね、”失敗しない”というのは何事でもそうだけど難しいことだわ。
失敗ではなく”経験値”でもあるから、小さく始めて経験を積むのがいいわよ。

こんな方におすすめ
- 株式投資の失敗を避けたい
- 株式投資を始めてみたいけど失敗したくない
背景
わたしは約2016〜2017年頃から日本株の株主優待を目的とし株の取引を始めました。
普通のOLで、収入も年収300万円台なので投資金額は少ないです。
日々勉強しながらコツコツ投資を続けています。
2019年頃からは主に米国株に投資するようになりました。
今回の株の失敗談は、株式投資を始めたばかりの2016-2018年頃の経験談です。
美容サロンへの投資
株式投資を始めたばかりの2016年〜2018年の頃は、株の用語や株の買い方を理解することでいっぱいでした。
株式投資を始めたものの、どの株をどのくらい買ったらいいのか、どの株が成長しそうなのかわかりませんでした。
ただ、自分が知っている会社、自分が応援したい企業の株を買いたいと言う思いはありました。

2016年、脱毛サロンの株を100株購入。
100株の購入金額はちょうど90,000円位でした。
わたしは自分が知っている企業の株主になれたこと、そして、株主優待券がもらえることで喜びと優越感に浸っていました。
当時は、2021年の現在ほど情報収集力も乏しい状況でしたので、株の情報の入手元は、ホームページの検索、Diamond Zai(株情報の雑誌)を利用するくらいでした。
雲行きの変化
購入して一年経つか立たないかくらいで株価が下落してきました。(2017-2018年頃)
ただ、株主優待は継続されていたため優待を楽しみながらそのままホールドしていました。
ちょうど仕事がかなり忙しくなってしまったことや、優待目的で購入していて普段は株の状況をウォッチしていなかったため、気づいたら私が購入していた株が子会社化されていました。
さらに株価は下落していましたが、引き続き株主優待は継続されていたため、わたしはそれでもホールドし続けました。(初心者によくある損切りできない状況)
すでにこの時点で多くの株主が株を売却し、株価は購入時の半値程度になっていました。
株主優待が出続ける限りは、長年ホールドすれば元が取れるとわたしは自分に言い聞かせ、株価が回復すると信じていました。(根拠なし)

大荒れ
相変わらず仕事が激務。
夜遅くまで残業し、帰宅したら寝るだけの生活を送っていました。
週末も疲れて寝ていた記憶しかないです、、、
日々の通勤やスキマ時間で株価をチェックすればよかったものの、わたしはそれさえする気力はなく放置していました。
ある時たまたま株価を見てみると、なんと株主優待が廃止されていました。
それと同時にわたしと同様で株主優待を信じていた株主が一斉に株を売り始め、株価がさらなる急落でまさに紙くずのレベルまで暴落していました。
信じていた株主優待が廃止されたことはショックでしたし、そのときの下落ぶりと言えばひどいものでした、、
思い込み
損切りできない自分に苛立ちが経ちました。
一方で、ここまで落ちたら次はまた上がるしかないと思うようにしました。(頑固)
そして、ほぼ毎日株価を確認するようにしました。
90,000円で購入した株が20,000円ほどになっています。
いくら株主優待券を使用していたといえ、赤字は赤字。
覚悟
優待が廃止され配当も出ず会社の経営状況は真っ赤っ赤。
少しでも上がったら売ろう売ろうと思い始めていました。
しかし、しばらく株価も 動かないままでこれでは本当に紙クズから会社倒産になってしまうかもしれないと思い、やっと売却することについて覚悟を決めました。
売買金額は90,000円購入したうち15,000円で売却しました。
学んだこと
ルールを設ける
株主優待券を入手して得するつもりが、自分の損切りできない気持ちで結果的に大損をしてしまいました。
ただ、失敗することでやはり大きく学べたことは事実です。
株を買うときは売るときの出口戦略も考えなければなりません。
ルールや指針があれば、株が暴落し気持ちが動揺していてもルールに沿ってどうするか判断することができます。
株式投資をはじめていく中でマイルールを決めるのもひとつですが、できれば始める前に決めておくことをオススメします。
例えば10%、20%利益や損失が出たら売買するとか、優待が配布されたらすぐに売るとか自分なりのルールを設ける事は大事です。
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メンタルを維持
メンタルを過信しないことです。
わたしもそうでしたが、多くの投資家は株の下落の際に損切りできないと言われています。
今回、株の暴落時までに売るタイミングは何度かありました。
もし、1回目の子会社化された時点で売っていれば損失は30%位で済んだはずでした。
企業分析
決算書や会社の企業情報からも財務状況を把握する事はできたはずでした。
難しそう、よくわからないといった作業を怠ったために招いた結果でした。
知っている会社だけで買う+α企業分析の知識が必要ということを学びました。
まとめ
不幸中の幸い、わたしは100株のみの投資でしたので、毎月の生活に困ってしまうほどの損失はありませんでした。
個人投資家の良い点として、小さく失敗して大きく学ぶことができたのです。
この経験で、株主優待とは何か、株式投資とは何か考えさせられるきっかけとなりました。
またこれからも投資を続けていくにあたって失敗する事はあると思います。
できるだけ勉強代として変えれるようにし、小さな失敗で済ますようにしたいと思っています。
そして何より、株式投資と言う市場から脱落しないようにしようと思います。


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