ちょうどお知らせしようと思っていたわ。
頑張って入社したけど何かあったの?
いろいろ思うことがあって。
これからITエンジニアを目指している方にも役に立つよう体験談をまとめるわ。
こんな方におすすめ
- OVER30でエンジニア転職したい
- 未経験からエンジニア転職したい
- 文系もしくは女性だけどエンジニア転職に興味がある
目次
ITエンジニアを辞めようと思った理由
在宅ができるイコール終わるまでやれ
ITエンジニアのメリットとしてまず挙げられるものとして、『世界中どこでも働ける』、『パソコン一台で働ける』イメージをお持ちの方が多いと思います。
働き方に自由度を感じるところは、ITエンジニアを目指すきっかけや憧れにもなるかと思います。
実際に働き始めてみて、確かにある程度の条件下であれば何処でも働けるだろうし、ノマドも可能だとは感じました。
しかし、これにはデメリットがあることも分かりました。
『終わるまでやれ!!』です。
在宅ができるので終わらない分は自宅で作業することもあります。
裁量性に近いと思いますが、終わらないと無言の圧力で夜中まで作業することもありました。
会社にもよるかと思いますが、無言の圧力なので残業代はつきません。
仕事に慣れてきたらもっとコントロールできるようになる人もいるかと思いますが、人手不足が続いている業界なので、慣れてきた先輩を見ていても上手く息抜きしたりコントロールができていたりする先輩はいませんでした。
終わらなければ終わるまで作業し、終わったら次の仕事といった流れでした。
一昔前よりはITエンジニアの残業時間は緩和されていると思っていましたが、現場を見ると建前上なところもあると思いました。
実際に、毎週のように休日出勤されている先輩もいました。
世界中のエンジニアと戦えない
ITエンジニアとして働き始めてから、ふと思ったことがあります。
『世界中どこでも働けるのであれば、世界中のITエンジニアがライバルになる』と。
世界中のITエンジニアの中には、シリコンバレーのエンジニアもいればインドのエンジニアも含まれます。
オンラインで簡潔できる仕事というのは非常に魅力です。
優秀な人材からすると、世界中の仕事にエントリーでき満足いく収入を得ることも可能だと思います。
その一方で、それほど優秀ではないエンジニア、新人、後発タイプのエンジニアにとっては、たとえフリーで仕事が出来るようになったとしても、安い案件しか受注できなかったり営業力も必要であったりします。
物価が日本の3分の1から4分の1程度であるインドと比較します。
インドの優秀なエンジニアにとって、日本やアメリカの案件をとることは金銭的なメリットがあります。
しかし、日本人が日本やアメリカの案件をとるにはリモートワークの働きやすさといった金銭的以外のメリットを得ることになるかと思います。
インドの優秀なエンジニアが日本人やアメリカ人の半値で仕事を受注したとき、戦えないですよね。。
リモートワークのメリットは途上国の方が大いにあると思いました。
日本人から日本人の案件を獲得していけばよいのですが、長期的には世界的な価格競争に巻き込まれるのでは?と感じこのままこの仕事を続けるかどうか考えるようになりました。
そもそもそんなに向いていなかった
職業訓練校でクラスメイトを見ているときから思っていましたが、やはり向き不向きがある仕事だと思いました。
未経験の人が一から始めれば、ある程度は伸びると思います。
もしくは、最初はうまくできない人でも途中で覚醒する人もいると思います。
いずれにしろ、『やってみないと分からない』のでやるしかありません。
わたしは文系で数学も苦手な方ではありませんでしたが、プログラミングで言うと中の中の人だったと思います。
やはり理系脳の人やパズルが得意な人の方が向いているのではないかと思うのが個人的な感想です。
今は安価で無料体験から始められるプログラミングスクールもたくさんあるので、『まずはやってみる』、『好きかどうか』試してみるとよいと思います。
好きであればそのまま継続したらよいと思いますし、そうでなくても学んだことは”ちょっとパソコンが出来る人”として今後の仕事にも役立ちます。
座りすぎて体調不良
在宅の時はバランスボールを使用したり軽くストレッチをする時間も取れましたが、それでも座りすぎでした。
前職である事務職よりも座っている時間が長く、目を酷使する時間が長いと感じました。
これが耐えられる人や体に問題が出ない人であればよいかと思いますが、わたしは過去に座りすぎが原因で通院したり肩こりによる頭痛で悩まされたことがあったので、辛いと感じる点でした。
事務職であれば、多少なり紙の資料を見たりプリントするために席からプリンターまで往復することがありました。
しかし、わたしが勤めたIT会社では、ずーーーっと座って作業する会社でした。
毎日仕事が終わると、これまで以上に足がパンパンにむくんでいました。
立ち仕事の人からすると、デスクワークは羨ましいと思われがちかもしれませんが、座りすぎは様々な病気を引き起こします。
在宅ができる環境であれば、バランスボールや昇降デスクはオススメです。
わたしもコロナ禍になってから購入しましたが、体への負担が軽減するので手放せません。
予想以上にコミュニケーションが必要だった
ITエンジニアを目指す人の中には、内向的な性格の方も多いかと思います。
毎日お客さんとやりとりするような営業職に就くよりは、黙々と作業するITエンジニアの方がいいと思いエンジニアの勉強中の方もいますよね。
同僚やお客さんとコミュニケーションをとって話すことがあるのは承知していましたが、仕事を始めてみると、他にも同じチームの方々、取引先、営業の方や業務委託の方とも話す必要がありました。
仕事のやり方など、会社によって異なるので、コミュニケーションの頻度は会社によるところもあるかもしれません。
更には、会社のイベントなどもあるのでそれに向けて準備を行う必要がありました。
事務職のときよりもコミュニケーションが必要な環境となってしまい、気疲れしてしまうことが多い毎日でした。
TechAcademy [テックアカデミー]のような現役の方やメンターに話を聞けるサービスを利用し、プログラムの学習段階で、もっと現場の話を聞いておいておけばよかったと思いました。
SESやフリーランスであったり分業しているところであればそれほどコミュニケーションは必要ではないかもしれません。
わたしが所属していたITエンジニアの開発部での様子です。
待遇面に不満があった
経験値を増やしていき、転職することで給与をあげていくことは可能だと思いました。
しかし、諸外国のITエンジニアと比較すると業務の内容に対して給与が低いと思いました。
また、これまで働いてきた会社では、在宅手当や在宅時に使用するパソコンやスマホの貸し出しがありました。
しかし、驚いたことに、IT業界であるにもかかわらずパソコンやスマホの貸し出しがありませんでした。。
これは予想外だったので驚きましたし、会社によると思いますので、在宅の時の仕様を事前に確認した方がよいと思います。
また、在宅についてですが、コロナも落ち着いてきて会社としては出社させたい傾向にあります。
在宅も自分の希望した日に自由にできる会社ではなかったので、ITエンジニアの恩恵を受けにくい環境でもありました。


まとめ
職業訓練生から未経験でIT業界に転職し、プログラマーとして働いてみました。
この職種で長期キャリアを築けなかったのは残念な気持ちもあります。
しかし、やってみた後悔とやらなかった後悔では後悔の感じ方が違うので、やってみてよかったと思っています。
また、退職したときのことを考えプランB(前職の業界に戻る)を考えていたので、焦ったり慌てる気持ちはありません。
IT業界に入ったことでITの知識と技術は多少はつきました。
このITの知識と技術を持って事務職に戻るので、ちょっとパソコンに強い人になれました。
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