どんな銘柄なのか教えてよ。
こんな方におすすめ
- 三菱ロジスネクストの株に興味がある
- 三菱ロジスネクストの株ホルダー
- 株主優待が好き
三菱ロジスネクスト(7105)の概要
三菱ロジスネクストは、バッテリー式フォークリフトなどの産業機器を製造する会社です。
日本の大手重工業メーカーである、三菱重工業のグループに属する企業です。
三菱ロジスネクストの旧社名は『日本輸送機株式会社』で2017年に現在の社名である『三菱ロジスネクスト』に変更となりました。
社名が変更となった背景には、同業他社である『ユニキャリア』の親会社であるユニキャリアホールディングス(2016年7月にユニキャリアへ吸収合併)の株式を、三菱重工業の子会社である三菱重工フォークリフト&エンジン・ターボホールディングスが65%、当社が35%取得したことが発端となります。
創業は1921年ですので、2021年の本年度で創立100周年となる老舗企業でもあります。
京都を本社としますが、国内外にも幅広い拠点を持っています。
三菱ロジスネクストへの投資
わたしは2018年2月に初めて三菱ロジスネクスト(7105)の株を1株あたり906円で100株買いました。
購入の理由としては、株主優待が始まったこと、事業内容の安定感、財閥系グループ企業である安心感からです。
コロナ禍の今期は株価が下落してしまっていますが、2020年3月、2021年3月期の決算を除いては業績は比較的安定している企業です。
三菱ロジスネクストからの配当金
配当金は、2021年6月(800円)、2020年6月(1300円)、2019年6月(1300円)、(2018年の記憶は不明。。)と購入してから合計3期ほどで少なくとも3400円いただいております。
過去2012年3月期(1株あたり6.00円)からの配当金の推移を見ても、年々増配している企業で2019年3月期(1株あたり13.00円)まで増配しています。
コロナ禍の2020年3月期(1株あたり8.00円)は赤字によりさすがの減配となりました。
おそらく2021年3月期も同水準の配当になるのではないかと予測します。
三菱ロジスネクストの株主優待
三菱ロジスネクストの株主優待の内容はクオカードです。
100株以上、継続保有2年未満であれば1000円、2年以上であれば2000円です。
当社の輸送機器が描かれたクオカードが届きます。
配当利回りが0.92%と同業種であるNOK(7240)やフタバ産業(7241)と比べ低めではあります。
個人的には、株主優待のクオカードがあるからこそ保有し続けている理由でもあります。
三菱ロジスネクストの株価指数
株価 870円
一株配当(予想) 8.00円
配当利回り(予想)0.92%
配当性高 -%
(2021年8月20日現在)
三菱ロジスネクストのチャート
(過去1年)
(過去5年)
(Yahoo Finance参照)
まとめ
三菱ロジスネクストは三菱重工業のグループ会社であり、さらに三菱重工業が大株主で約65%の株を所有しております。
このからも株価の影響は三菱重工業の影響を受けやすいと見受けることができます。
実際に、三菱重工業の今期の株価、利益、配当も下落しております。
三菱ロジスネクストのIRライブラリ決算短信が公開されております。
要約すると、コロナ禍から回復傾向に向かってきてはいるものの別の要因として資源高・原材料市況や輸送運賃の高騰がサプライチェーンの混乱を引き起こしているとの報告があります。
フォークリフトの売上は好調であるものの、海外拠点について特に部品供給や製品出荷に遅れが出ているようです。
これらの問題は海外拠点を構えている企業ならどこの企業も直面している問題かと思います。
コロナ禍が収束に近づき、原材料や輸送費がコロナ前の水準まで戻らない限りは低迷期が続いてしまうと予測します。
おそらく次の決算も配当金の増配は難しい状況かと思いますが、株主優待が充実しているのでクオカードの優待が続いている間は保有し続けたいと考えています。
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