普段は真面目に働いているんだけどね。
体調不良としか言ってないけど、何かあるのかな。
実はね、生理痛が酷くて正社員で働く自信がなかったわ。
こんな方におすすめ
- 生理痛かひどい
- 生理痛によるQOLをあげたい
- 子宮内膜症で悩んでいる
目次
低容量ピルとは
ピルとは女性ホルモンである卵胞ホルモンと黄体ホルモンの合剤である“低用量ピル”のことを指します。
排卵抑制作用と子宮内膜の増殖抑制作用があり、妊娠に役立つだけでなく、月経痛や多過月経、PMS、ニキビなどの症状を改善するはたらきもあります。
ピルの種類
ピルには低用量ピル以外にも卵胞ホルモンの含有量が多い“中用量ピル”、緊急で避妊を目的とする“アフターピル”などがあります。
生理痛やPMSで処方されるものは低容量ピルが多く、それぞれの用途に合ったものを使用する必要があります。
低容量ピルの値段
保険適用で1シート1500円〜2000円程度です。
診察料や検査料が別途かかります。
【体験談】低容量ピルの効果
なぜ低容量ピルを飲み始めたか
高校生の頃から生理痛がひどく、生理の度に億劫で苦しい日が続いていました。
生理痛によいとされる様々なことを実践してきましたが、どれもイマイチでした。
お腹を温めたりロキソニンを飲んだりしてその場しのぎで過ごしていました。
倒れて意識を失いかける
”いっそのこと殺してくれー!”と叫びたいくらいの痛みに覆われて勤務先で倒れかけて即早退。
救急車ってこのタイミングで呼んでもいいのかな?と頭を過ぎる。
幸い家族が迎えに来てくれて搬送される・・・
ちょうど個人的なことでストレスをため込んでいた時期で、ストレスも要因であると感じました。
正社員を目指して働いていたものの、自分の体調の問題で仕事への自身も喪失。
子宮内膜症になる
『生理は病気ではないから我慢する』という呪縛にかかっていました。
病院に行く、検査する、相談するという発想がありませんでした。
20代半ばで子宮内膜症であることが分かりました。
子宮内膜症とは子宮内膜組織が本来あるべき場所以外のところに存在し、卵胞ホルモンにより増殖、進行する病気です。
同時に、チョコレート嚢胞という腫瘍もあり、低容量ピルを飲み始めました。
妊娠するのが解決策
最も良い解決法としては、『早めに妊娠するのがよい。』と医者に言われました。
当時はまだまだやりたいこともあり、将来を誓い合うようなパートナーもおりませんでした。
女性としての価値を否定されたような、まして将来子供が欲しいのかどうかもわからなくなり、絶望的でした。
低容量ピルのメリット
QOLが爆上がり
確かにQOL(Quolity Of Life 生活の質)が爆上がりしました。
元々オーガニックな物などが好きで、”毎日薬を飲み続ける”というのには最初は抵抗がありました。
しかし、欧米や欧州ではピルが一般的で普及していることや安全性の面からもピルに対しての抵抗はなくなりました。
むしろもっと早く取り入れるべきでした。
今までは多い日は1時間に1回はトイレに行かないと心配であったものの、出血の量が減りトイレに行く回数も減りました。
ピルを飲んでいてもお腹が痛くなることが少しはありました。
ただ、薬も1錠飲むではなく、1錠をハサミで半分に切ったものを飲み半分の錠剤で痛みから開放されるようになりました。
生理の日を調整できる
ピルを飲んでいると、生理の日を調整することができます。
3週間ピルを飲んで1週間空けてその間に生理になります。
1週間以上の調整はしていませんでしたが、2〜3日であれば調整していました。
出来るだけ土日の休みにかけて生理が始まるようにしたり、旅行に出かける際には1〜2日ずらしたりすることができました。
生理をコントロールできると思うと、精神的な安心を買うこともできました。
子宮内膜症の改善
ピルを処方してもらう際には必ずエコーで子宮内膜症とチョコレート嚢胞の症状も確認してもらうようにしていました。
写真を載せると生々しいので載せませんが、エコーに写っていた腫瘍が明らかに徐々に小さくなっていきました。
前回と同じサイズということはあっても、前回より大きくなるということはなかったので、病気が改善されていくのが分かり性格も明るくなった気がします。
低容量ピルのデメリット
低容量ピルの副作用
副作用としてよく上げられるのが、太りやすくなったり吐き気が出るといった症状です。
幸いわたしは副作用と見られる症状はありませんでした。
過去に処方していた低容量ピルは、『ルナベル』、『モチダ』です。
なぜ『ルナベル』から『モチダ』になったかは覚えていませんが、費用か何か病院側からの提案だったかと思います。
ピルも種類があるので合わない場合はいくつか試してみるとよいかと思います。
低容量ピルの飲み忘れ
毎日同じ時間帯に飲まないといけないので、時々飲み忘れがあります。
飲み忘れると飲み合わせた分を気づいたタイミングで飲む必要があります。
毎日同じ時間帯に飲まないといけないのですが、わたしは時間までは厳守していませんでした。
帰省や旅行中なども飲まないといけないので、面倒ではあります。
料金
保険適用で1シート1500円〜2000円程度です。
診察料や検査料が別途かかります。
わたしは1回の診察で2〜3シート分もらうことができたので、病院には3ヶ月に1回行っていました。
診察して2〜3シートもらって5000円前後だったかと思います。
病院によっては学割が適用されたり院内処方があったりします。
わたしも院内処方のある病院で診察してもらっていましたが、院内処方だと少し安くなりますし処方箋の待ち時間も少なかったです。
1年に1回は合わせて子宮頸癌の検査もしてもらっていました。
後日談
今は結婚していて妊活をしています。
5年以上はピルを飲んでいたのでピルを飲まなくなるとどうなるのか不安はありました。
ピルを飲むのを辞めてしばらく立ちますが、生理の量はピルを飲んでいる頃よりかは多いです。
しかし、痛みは昔より軽減されました。
痛みが全くなく過ごせることもあれば、痛みはないけれど生理前で頭痛があることもあります。
30代に入り年齢によるものもあるかもしれません。
ピルを飲まなくても正社員で仕事が出来るくらいにはなり、子宮内膜症によるチョコレート嚢胞も小さくなったので本当に飲んでよかったと心から思います。
ピルを辞めて太ったり精神不安になったり肌が荒れるといった症状もありません。
これからは可能であれば子供を産む体を作っていきたいので、手足の冷え性を改善したり体を冷やさないように心がけています。
コロナ禍でオンライン診察で処方もできるようになってきているわ。
アプリで診察して、郵送で送ってもらえるの。
ランキングに参加しています。
↓1日1回ポチッと応援いただけるとブログを更新する励みになります♪↓